ダ−松の明日はこっちだ! 1999/8/31まで

8/1
起床朝6時、仕事しながら朝の内に洗濯2回、布団干し、買い物等々…海行きの翌日にしてはなかなか頑張る俺。しかし正午前にはたるくなって昼3時まで寝る。また仕事して、今日は久し振りにカレーでも創る。じゃがいもの皮を剥くのが面倒なんだなこれが、出来は上々。夏まだ食ってないのは冷し中華。年とるとグルメになるおっさんが多いが、あれって他に楽しみがなくなるせいかな?池波正太郎とかね。「鋼鉄の巨人」としてはそうはなりたくないもの。
今日はボンデージの縛りのポーズがうまく決まらずはかどらず。ボンデージのパーツはアシさんが入れていたけど自分で描くとなかなか面倒。これからボンデージものは少なめにしよう。
「地雷撤去隊」/「夕陽のギャングたち」や「SCORE」等のB級、C級作品で喜ばせてくれた室賀厚監督作品。冒頭のダイアナに捧げる的献辞で笑わせてくれる以外はあまり誉めようのない作品。またJ・ウ−やタランティアーノのパクリでドンパチやってくれ!
「天上天下」3巻/まず百万回は描かれた学園バトルもの。[ダ−松も4〜5回は描いた]しかし大暮維人のキャラの魅力と迫力のある格闘シーンに堪能。昨今はエロマンガ界の才人はすぐに非エロマンガ界からスカウト、今後「エロ一筋の巨匠」と呼ばれる人はもう出てこないか?
8/2
某編プロの編集長、某出版社の局長とを交え、新エロ劇画誌の打ち合わせ。考えてみればエロ劇画家って一番若くて35才くらいか。新人などいませんね〜。ベテランは入院したり、転職したり、やる気なくしたり、行方知れずだったり、亡くなってたりで本当に少なくなりました。あの人、この人はいずこで何を?
帰って、野球のない日はまたレンタル・ビデオ屋へ。近所に新しく出来た店を覗くと、完全セルフ・サービス・システムで入店する際入会カードを入り口でドアに金を入れて作り、レンタルも機械相手、店員ゼロで人件費削減か。アダルト借りる人にはいいかも。でもマシンが壊れて完全オートロックの店内から出られなくなったら?など考えると今日は止めた、といつもの別の店に。ちなみにその店の名は「無人島」。
「ディープ・インパクト」をやっと観る。「泣きパニ」とのことだったが期待したほど泣けず。昔の東宝特撮「世界大戦争」など思い出す。「アルマゲドン」同様自己犠牲で泣かせるパターンは「セーラームーンR」に遠くおよばない。近々無用の部屋に「泣ける映画ベストテン」を作成予定。作品のセレクトは終わりあとは書くだけ、だがそんな事してる場合か!ひょっとしたら月75ページに増えそうなのに…。やっぱりアシスタント雇うべきか。気楽な1人仕事生活、短く終わりそう…。
8/3
先週の「朝まで生TV」、録画したやつを聞きながら仕事。今回は若手論客を集めて、だがどうも若手にいいキャラが育ってないせいか盛り上がらず。スタート当初の大島、野坂、西部、舛添等々のキャラがすっかりボケてきて新キャラが育たない現状をみるとそろそろ打ち止めは近いか?
8/4
クーラーつけたまま寝ると風邪ひきそうで、タイマーセットして寝ると、タイマーが作動する前に暑くて眼が覚める。4時間しか眠れず、仕事、たるい〜。暑い、と言っても涼しくなるわけじゃなし、でも「あずい〜〜〜!」昼飯にやっと冷し中華食う。プール行く予定をとりやめクーラーつけて野球が始まる前まで昼寝。
「エースをねらえ!」・劇場版/出崎、杉野コンビのこの作品は我がベスト・アニメだがTVシリーズ、オリジナル・ビデオ版は全部収録したものの、この劇場版は観てなかった。キッズ・チャンネルでの放映で初めて観る。何とわずか90分に宗方コーチが「岡、エースをねらえ」と書いて死ぬラストまで全部はいってる!岡ひろみ&お蝶夫人のファンとしてはいつか同人誌で描きたいところ。[雑誌では2〜3回描いた]出崎、杉野コンビの作品は今BS11の再放送で「おにいさまへ…」を観ているが途中から見始めたので話がまだつかめない。でも作画のクオリティは高い。余談だが昔来たやかましい女のアシスタントによるとその昔、「おいXX、パン買いにいこうぜ」に「よろしくてよ」と答える「お蝶夫人ごっこ」というのが流行ったという。
8/5
掲示板に谷口敬氏の書き込み、清水としみつ氏や宇治谷氏が反応してくれこの掲示板もお役に立ちだしたか。しかしエロ文化情報が少ないね、ま、いいか。
クーラーを除湿にしてつけっぱなしで寝る。寝不足の昨今、久しぶりにぐっすり眠る。しかしやっぱりつけっぱなしは風邪ぎみとなり鼻水ぐしゅぐしゅ。仕事場に来ると何とこっちもクーラー切り忘れ、つけっぱなしだった。原稿明日渡しで1日中仕上げ。巨人ーヤクルト、ペタジーニの1発でショックのあまり勤労意欲無くし早めにフテ寝。
「柘榴館」/乱歩的世界らしい感じがして何かネタが拾えないか観てみるが、あきまへん。
「ブルース・ハープ」/今日本映画界で一番のってる三池監督、若いヤクザとミュージシャンが破滅するまでの平凡な話を非凡に描く。多作ながらさすがにはずしてない。
8/6
昨夜は勤労意欲をなくし12時にはさっさと寝てしまい朝6時起床。何だか朝6時に寝たり起きたりの不健康生活。仕上げの残りを夕方4時にやっとあげる。昔一人で描いていた時代も仕上げの時は友達が手伝いに来てくれたものだが、今はそれもなし。こんなのマンガ家生活で初めてなり。
暑い、眠い、だるい、の3拍子生活は体調維持が難しい。
1999年の夏休み/「ガメラ」の金子修介監督作品。少女マンガのファンだったのか、デビュー作は「エースをねらえ!」のパロディ「濡れて打つ」、そしてこの作品は萩尾望都の「ト−マの心臓」の映画化。マンガの少年キャラをサスペンダーに半ズボン、ストッキングにガーター・ベルトの少女に演じさせたり[10年以上前の深津絵里ら]、ゆるやかな風にゆらぐ白いカーテンに柔らかい夏の日ざしが差し込む画面作りは今やカルト・ムービーと化しているか?昔観た時はあんまりインパクトはなかったが、久し振りに観ると金子監督にもう少しエロの才能があれば…おじさんとしてはもう少し舌舐めずり出来たんだが…。ウ〜ン、惜しい!
日本沈没/これも久しぶりにBS放映で再見。ヘリで眼下の東京を眺めつつ、当時の日本人の繁栄を語らせるセリフが「…歌手になりたい娘、大学を出て一流企業にはいりたい青年…」とは…思わず吹き出しそうになる、とてもかっての橋本忍の脚本とは思えない。
8/7
「泣ける映画ベストテン」を作成し無用の部屋に挿入。何か他にいいのがあったら、投稿するように。あとDC通信、マンガの部屋、オールデイズ・コーナーも追加、これでほぼ全ページの改良が出来たか。このあとは姦走史をそのうち書き足し、無用の部屋に猫写真を挿入…、ンな事してる場合かッつーの!この体調だとまるで仕事はかどらず。あ〜、たるい!
今夜の野球は松井のサヨナラ犠打に目頭が熱くなる。ン…?ハーフ・スィング?新庄の敬遠球サヨナラ打[足が出てる]同様、延長となると審判も早く終わって帰りたいのでどうにもならんもの。ま、なかった事に…。
ここ3日、夜は2時には寝る生活が続いている。これがもっと続けばぐっすり眠れる快眠の日が続く事になるんだが…。
「ゴッド・ギャンブラー/賭神伝説」/チョウ・ユンファの「ゴッド・ギャンブラー」の過去篇、ユンファが出てないので期待せずに観たらそれなりに楽しめる。
8/8
部屋の前を歩いていると、チンピラ風の男がある男を鉄のキセル風の物でその頭をゴツンゴツン、こづいている。それも10回以上…。ヤバいな、あんまりかかわり合いにならないようにとそっと部屋にはいると、ドアをがんがん鳴らす音、開けなきゃいいのに開けてしまう俺。そのチンピラがはいってきて、わけのわからないいんねんつけて件の鉄キセルで1回、2回と俺をこづく。3回目であまりにも腹がたち、野郎の胸ぐらつかみ「手面、殺すぞ!」と言ったところで目が覚める。はらわたが煮え繰りかえって夢から覚める事はこれで3回目位。1回は「馬鹿野郎!」と大声を出して、その自分の声で目が覚めた事も…。ストレスでもたまってるのかい?俺。この暑さで頭がおかしい?
鶴田洋久からTEL。連載も一段落で火曜に酒飲みに来るとの事。
「ビザ−ル・マガジン」の原稿、ペン入れ終わり仕上げは新井くんに頼む事にする。アシスタント・ゼロ生活、これで3ケ月で終わりかな。
8/9
一発太郎にHPの変更登録申請手続きをする。今回はURLを直すだけだったので割と簡単に済む。今のGOLのページからも飛んでこれるがあっちはあと2ヶ月のみ。9月いっぱいなので、それ以降は行方知れずになるのでリンクしてる方は早めに変更をよろしく。試しにあちこちのリンクのとこを訪問すると誰も今のHPに直してなかった…。9月になって直ってなかったら、またメール出さなきゃ。
クーラーつけっぱなしで寝てると鼻とのどがおかしい。体調も変、勤労意欲ゼロ。久し振りに外出。映画観て酒飲むつもりだったがどうせ明日飲むので今日は買い物のみ。画材、本、CD、ビデオテープ、それからコミケのカタログも買ってチェックすると隣は前田俊夫さんのサークル。14日からの「ウテナ」の前売りも入手。ポスターもついてる。幾原監督によるとTV版の謎がすべて解けるらしいがその辺はどうでもよく、「セーラームーンR」以来の傑作を期待したい!そういえば今夜から12CHで再放送開始。
8/10
新井くんの助っ人で消しゴム、ベタ、ホワイトやって貰う。鶴田、おかもと君を交え4人で近所の居酒屋へ。鶴田と会うのも2〜3年ぶり。相変わらずマンガへの思いはさわるとビリビリくる位、実に熱い。アシスタントへの不満も昔ながらの職人さんのがんこな親方って感じ。使われる方からしたら「たった1本の線の微妙な強弱にまでこだわる」そんな職場は大変だろうが、こういう職人芸の親方は貴重といえば貴重。この熱いエネルギーを早速吸収してさぁ明日からは「熱い、眠い、たるい」などと言わずにビシッといくぞ!
8/11
プール、久し振り。夏休みでガキがうようよの室内温水プール、福岡ドームみたいに天井を半分開けて解放感あり。下半身強化のため歩行を増やす、泳ぎも含め計1KM。
帰りにコンビニで『FLASH EX』を立見。「エロ劇画の逆襲」というタイトルで5ページ位の特集。早見純の「血まみれ天使」も紹介されていて、自分で自分の本を企画・編集したので余りにも売れないと後ろめたい気分みたいで、これで少しは捌けるか?[10冊位?]
8/12
「美肉狩人」10ページ位の描き足し作業。あと2ページまで。そのあと毎度毎度の目次、後書き等々…。
夜の野球、密かに「必殺仕留人」と命名していたニ岡が久し振りにガツンと満塁ホームランで「仕留人」振りを発揮!しかしニ岡ってほんとに変な顔。
永山氏のホームページ訪問、相変わらず403エラーが出まくり、明日は我が身ならぬ昨日の我が身…。
8/13
今日からコミケか、我がサークルは15日。どうなるかな、無事済むのを祈るのみ。
ネーム、構成、線引き、仕上げ少々…。
8/14
雨に強風、コミケ今日でなくてよかった。明日の準備をやって、そのあとペン入れ1ページのみ。
8/15
起床朝5時。6時半に出発。コミケ会場到着は8時頃。売り子2名と合流して自宅から送った段ボール2箱を回収して印刷所から搬入された新刊をここで初めて御対面。うん、カラー印刷なかなかいい。14ページながら初の画集はいい気分[活版ページは40ページ]。プリントアウトしたイラストを机の前にはったり、本を並べたりの準備あれこれやってる内に手塚キャラ本を創ったエル・ボンデージと、早見純を師匠と仰ぐうんこマニアの帝国金融が訪ねて来る。10時オープンと同時に会場を少し廻るが目当てのとこは早くも行列で、並ぶ気にもならず外で煙草ふかして戻る。正午前に永山氏がひィはぁ言いながら廻ってくる。去年程ではないものの今年も暑い!特に会場内は人の熱気と暑い息で酸欠状態。皆流れる汗に息も絶え絶え…。当方も睡眠不足でふらふら…。高取英が2時半頃やって来る。ますます肥大化してる。お茶飲もうよ、との誘いでしばし冷房の効いた食堂へ。
ダ「中島さん、月蝕の芝居初めて観て結構楽しんでましたよ。そういえばこの前『ウテナ』をやってましたね」
高「アニメの宣伝もあってか、原作料ただでやらせてくれたんですよ。もう客がはいって、はいって…!」
ダ「映画版は観たの?」
高「途中までいいけどラストがひどいですよ。ウテナがXXになっちゃうんだもの。ラストが駄目な作品は駄目ですよ」
ダ「あ〜!俺まだ観てないのに言っちゃだめだよ!がっかりだな〜。シーザーの曲はオリジナルなの?」
高「映画の方は全部オリジナルです。また売れますよ」
ダ「才能のある人はいつか花開く時が来る、って事ですか。」
高「寺山さんがカルメン・マキに続いてシーザーを歌手として売り出そうと『夜のヒットスタジオ』に出した事あったけど、あの時はまるで駄目だったのに…」
ダ「『噂の真相』にあった『石ノ森章太郎の奴隷人生』ってホントですかね」
高「あれ『宝島』を書き写しただけじゃないの。」
ダ「そういえば谷口敬氏がウチの掲示板に書き込みしてましたよ」
高「え?たしかうちの『漫画エロジェニカ』がデビュ−だったはず。今何してるんだろ?ナイーブな人だったな〜。井上英樹みたいな感じの…。」
ダ「井上さんもどうしてるやら。小多魔雀史はこのまえ『ヤングコミック』で痴漢マンガ描いてたけど。」
高「清水おさむも変な奴だったな〜。カムイ伝の2部は俺が描く、なんて言ってたなぁ。」
ダ「中島さんの最近のマンガ観てます?クレヨンしんちゃんみたいな絵ですよ」
高「え!何それ?!ほんまかいな?」
ダ「エロ劇画の時代は2度と来ない、と言っていたけど今ちょっと来てますよ。」
高「美少女系も飽きられたのかなぁ。先生も絵柄戻さないと…」
ダ「わたしゃ今はオールマイティです。何でも描けます。でも肉体のパーツがガタガタで…」
以下何たらかんたら話してると3時半。後片付けに戻ると、いない間に『コミック・ピアス』の添田氏とコミケの米沢氏が見えたらしく、どうも失礼しました。ゆりかもめで新橋に出ると花火大会に行く人たちとすれ違い、駅は大混雑!今日のお台場はコミケ10万[?]と花火大会の45万人が集結したみたい。帰宅6時半、ビールをグワッと飲んで頭からシャワーを5分位浴びて仕事モードにチェンジ。野球観ながら仕事。さすがに疲れて、「フラッド」観て2時に寝る。この映画は拾い物。街が洪水で水浸しの中をギャング、警備員、保安官の三つどもえの戦いは出演者は全編水まみれ。こんなアクション映画は40年近く映画観て来て初めて。撮影はさぞや大変だったのでは?
8/16
10時起き。身体たるい。なぜか頭がふらつく。氷を食ってすっきりさせようとするが、ますますおかしい。血圧計るとなんと200を超えてる!看護婦やってた人からそれは救急車ものだ、と言われてしまう。映画1本観て早めに寝る。
「遊侠一匹・沓掛時次郎」/加藤泰の名作を久し振りに。錦之助いいですね〜。何度観てもジンとくる股旅ものの傑作なり。
8/17
2年ぶり位に実に久し振りに病院へ。血圧だいぶ下がってる。まだちょっとふらつくが昨日よりまし。冬コミ用の参加申し込みをするが、こんな調子じゃしばらくお休みしたい。94年ころより連続参加のコミケ、さすがにへばってきました。これからは2年に1回位かな…。
「岸和田少年愚連隊・望郷/」このシリーズ3作目か、日本映画界最多登板の三池監督、さすがにはずさないな〜。
8/18
今日も暑い。まだ少々頭ふらつく。去年は夏コミの後遺症、1ケ月続いたが今年もかなり続きそう。夏コミは参加中止だな。ウ〜ン…。
8/19
外を歩くと日ざしの強さに頭くらくら。体調が変なのはやはり暑さのせいか。きっと脳が焼けてるんだな。
無用の部屋用に現在ダ−松の定番ソングページを製作中。まずは邦楽篇、続いて洋楽、そしてアルバム・ベスト、等々へとつなげたい。リストアップするとほとんどが[むさ〜い、おじさんソング]ばかりだな。何しろ最近の曲はほとんど聞いていない。せいぜい相川七瀬くらいかな。宇多田ヒカルも聞いてないよ。今度ドラゴンアッシュを貸して貰うことになってるけど、どないだァ?
8/20
荒井くんに仕上げ手伝ってもらう。やっぱ人がいると助かる。
「平成侠客伝・鉄」/快楽亭ブラックが誉めてたので観てみたら結構いける。オリジナル・ビデオの顔・竹内力主演の「荒野のストレンジャー」か?エロマンガでこの手はまだ使ってないので今度いただこう。
8/21
全くやる気の出ないエアポケットの一日。
無用の部屋に「ダ−松の定番ソング/日本篇」を挿入。興味あるひとは覗いてみて。
「誘拐」/劇場で観た後もう1度観たかったのをTVで再見。日本映画史上まれにみるカメラの大迫力!よく「踊る大捜査線」は大ヒットしたのにこれはなぜ当たらなかったのか?と言われるが、確かに「羊たちの沈黙」「天国と地獄」等のパクリだらけの「踊る…」より映画としてはこっちがずっと面白いし上出来。ただ決定的違いと弱点は犯人、刑事等キャラ全員が魅力ゼロ。「踊る…」の方は「今」がはじけてるしね。
「トゥルーマン・ショー」/「外」の世界に出たあとの主人公は?結局多くのカメラに囲まれて以前とあまり変わらなかったりして…。
8/22
このあたりから「インターQ」問題がぼっ発!出ない日記を書いても仕方ない、と〜8/29あたりまではしばらくお休み。8/23巣鴨で酒。「ダ−ティ・松本責任編集本を来年ぜひ出そう」とぶち上げる、がどうなるか?。外出したのが確か8/25。新宿に出て、愛用の太いシャーペンが壊れたので2本購入、画材等々仕入れて前売りを買ってた「少女革命ウテナ」、打ち切られる前に観なくっちゃと駆け込む。客まばら、「アキハバラ電脳組」のラスト15分位を観て、お目当ての「ウテナ」が始まる。真っ赤な薔薇の雨が降るシーンはアニメならではの美学で、さすがに絵のクオリティは高い。でもやっぱりラストは飛び過ぎか?TV版がシュールだったのでこっちはまともな正攻法で創って欲しかったなぁ。満足度低し。中島史雄氏、小野寺コージ氏と和民で酒。8/26荒井くん仕上げを6時まで。宇治谷氏「インターQ」の件で心配で[実はおもしろがってるだけ?]TELしてくる。8/28レンタルビデオ返しに行くと、大雨。傘持っててもびしょぬれで吉野屋で牛鮭定食[これはいけてる]食って雨宿り。小降りにならず、野球が始まるのでびっしょりになりながら帰宅。8/29はスポーツ3つ。野球はOK、ボクシングの辰吉はこれでもういいでしょう、夜の女子マラソンはあの古館の実況、久し振りにかってのプロレス実況名調子を垣間見る。「走る互助会」とは笑った。と、まぁこの1週間を思い出して書くと、たったこれ位しか思い出せないとは情けない。
「スプリガン」/大友克洋総監修との事で確かに大友調。しかしこの手の作品にも飽きました。
「生きない」/ダンカン脚本主演、やっぱり北野調。ダンカンは死神をクールに演じいい味。オチはやっぱり…。
「SFサムライ・フィクション」/素人にチャンバラやらせちゃいけません。しかし時代劇やれる役者もいなくなったからなぁ。「雨上がる」「どら平太」期待薄。「御法度」はキャスティングが凄いのでつい期待してしまうけど…、大島渚が王道時代劇を創る筈もないし…。
「ラストサマー」/犯人の背景をもう少し描いてくれないと…、「スクリーム」とどっこい。
「チャカ」/やっぱりこんな安いVシネマもどきが今一番おもしろいな。竹内力、相変わらずいい!
「アンドロメダ」/日本映画界最多登板の三池崇史監督、さすがにスピード主演のアイドル映画では腕の振い用がなかったか、珍しくはずし。あと1本「フルメタル極道」もはずしてるらしいがこっちも観てみたい。
8/30
荒井君と10時くらいまで仕事、人が来るとはかどるなぁ。
「モンテ・クリフト伯/岩窟王」/フランス映画界はこいつしかいないのか?というくらいフランスの役所広司ことジェラール・ドパリュドュー主演のBSでやったTVシリーズ。小説は有名な原作なれどまだ読んだ事なし。このTV版は満腹感にとぼしい。
「ハーフ・ア・チャンス」/J・P・ベルモンドとA・ドロンの「ボルサリーノ」以来の共演作。こいつらにR・バンチュラ、J・ギャバン、I・モンタン等がいた頃のフランス映画はおもしろかった。結局スターがいなくなったのが衰退の原因かも。さてこの作品は実に楽しい…、けれど…、もっと上手く創れないものかと実に残念。二人が共演するのも最後だろうに。
8/31
久し振りに早見純からTEL。「美肉狩人」の原稿の催促。昨日99%完成。最近MAXシリーズの注文殺到してるらしく、「禁書・闇の淫虐師」も好調らしい。タイトルの「禁書…」がよかったんじゃ…というが、おい、おい、それだけか?中身は?『FLASH』に載ってた「絶頂伝説」もかなり注文来てるとか。よし、どんどん出そう!
育ての親の見舞いに外へ出るがあまりに暑いので、一旦帰る。頭くらくらする。夕方、日が落ちかかって再度出発、西武線で2時間の病院へ。もうすっかり会話も出来ない状態で、じっくり顔を見て…、1時間程手を握り…、すやすや眠りにはいった頃、そっと帰る。何だか最後のお別れをした気分。
帰って、録画した野球観る。お、3ゲーム差。ノーコメント。
今月も終わりか、今年もあと4ケ月。ン〜早いな〜〜。




‘99年、今世紀最後の強打者 ダ−ティ・松本が放つ
バック・スクリーンへの3連発!
9月へ

indexへ