[舞姫伝説]400頁・998円
エロ・マンガにおいてバレエものは実に少なく、おまけにそれだけ集めて1冊の単行本を創る、という前から企画していた画期的な本がとうとうここに実現してしまいました。たぶん今までも、これからも世界でこの本以外には無い筈です。[あったらダー松自身が一番に購入したいところ]同好の志が世界中で何人いるか知る由もないものの、喜んでいただけたら作者も世に出した甲斐があったというものです。/以下作品コメント
●闇の宴
作者の唯一のビデオ監督作品「闇の宴」制作のためにまずマンガで描いてみようと企画したもの。ビデオの方は実際には撮影期間たったの1日半ではマンガの通りにはなかなか捕れず、結構大変だった覚えがある。
●淫獣の宴
バレエとは非現実的存在であり、なかなか普通のエロ・マンガにおいてストーリー上、バレエとエロを融合させるのは難しく、この作品はバレエを素材にした実に古典的エロ・マンガ。
●白鳥の湖
バレエ「白鳥の湖」において省略されている『オデット姫が悪魔に捕まりながらロットバルトに単に魔法で白鳥に変えられるだけの筈がない』、というモチーフにより制作された今は無き『レモン・ピープル』に掲載された作品。コミケなどに行くとこの作品見てた人が結構いて、女性にペニスがはえる設定にエロを感じた人や、何とロットバルトのファンなどまでいた。
●白い肌の湖
何と言ってもこのラスト、何かよっぽど気に入らない事でもあったのか?でも性器えぐりってサディズムの極致かも。自作なれど結構そそります。
●赤い靴
近年「本当はこんなに恐い童話の世界」みたいな本が流行ったものだが、これはそれに先駆けて童話の世界をエロ・マンガに、というコンセプトで描いたもの。ほぼ原作通りのラストはシュールですねぇ。
●ブラッディ・ダンス/血の舞踏
わずか12ページの作品なれどエロと暴力とバレエとがほどよくミックスされていて割と好きな作品。

これが20世紀が生んだ宝物!
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