公営競馬場へ行こう!
今まで行った事がある公営競馬場を紹介するコーナーです

〜第10回・大井競馬場〜(2001,10更新)

大井競馬場
東京都品川区勝島2-1-2
03-3763-2151

東京MXテレビファンホームページ「砂王」
http://www.mx-tckfan.com/




地方競馬の代表格・大井競馬

地方競馬の代表格といえば?という質問をすれば、一番多く返って来る答えは
大井競馬場であることに異存は無いでしょう。規模・売上・賞金どれを取っても
全国の地方競馬の中では図抜けた存在の大井競馬、JRAや他地区との交流競争、
JRA認定競争が盛んな他地区と比べ、JRAや他地区との交流戦が統一重賞以外
くらいしか無く、やや保守的なところもありますが、それも地方競馬の代表格だから
こそ出来る業といえるでしょう。

また、大井競馬は日本で初めてナイター競馬を始め、現在も4〜10月の期間の
開催は「トゥインクルレース」という名称で親しまれています。(トゥインクル
レースの開催時間は大体16時〜20時30分の間に行われます)

どんな競馬場?

回りをビルやマンションで囲まれた大井競馬場は1周外回り1600m(直線386m)、
内回り1400m(直線286m)の広々としたスペースを有しています。
1コーナー寄りの方を見上げると競馬場のすぐ脇に東京モノレールの高架軌道があり、
さらに上を見上げると、飛行機が羽田空港の着陸ルートで、ひっきりなしに、モノレール
や飛行機が競馬場の脇を通過して行くので初めて訪れた人はこれに驚く事でしょう。

大井競馬場では、南関東の競馬場の中心的存在としてだけでなく、これまで、日本の
ダートレース界の主要なレースが行われ、数々の名場面が生みだされてきました。

指定交流競走が本格化し、1997年に統一重賞の制度がスタートして各地区に多くの
重賞が出来た今でもその地位は変わる事無く、春・秋ダート路線の総決算のGT帝王賞
(6月)・GT東京大賞典(12月)を始め、4歳春のチャンピオン決定戦のGT、ジャパン
ダートダービーを始めとした大レースが行われており、日本のブリーダーズカップ、
JBCの第1回の開催地にも選ばれました。


(右)パドック全景。以前は観客エリアに屋根があった

アクセスについて

東京の中心部、羽田空港の近くに大井競馬場はあります。
場所がいいせいか、交通アクセスも多様でさまざまあります。
往復無料バスはJR大井町・大森・錦糸町(錦糸町線はトゥインクルレース
開催中のみ運行) の各駅から出ていますし、復路のみ無料のバスは
京急平和島駅・JR品川駅(平和島駅線はトゥインクルレース開催中のみ運行)
行きのバスで出ています。
また、トゥインクルレース開催期間中限定で、両国〜大井競馬場を45分で
移動する予約制の無料水上バス「トゥインクル号」が運行されてます。

バス以外にも、JR浜松町駅・羽田空港を通る東京モノレールの「大井競馬場前」駅
から徒歩2分京浜急行「立会川」駅(各停・急行のみ停車します)から
徒歩で12,3分です。

また、車で来場された方のための駐車場も用意されています。
駐車場は意外と広いのですが、場内駐車場は入り口がわかりにくいので知らない
人もいるようです。道路を隔てて隣接した駐車場は、場所がわかりやすいのですぐに
一杯になってしまいます。場内駐車場は海岸通り、競馬場4コーナー付近に入り口が
あります。そこから競馬場内の細い道を通り、正面入口建物内の2Fを通って駐車場
に入ります。1000円です。他場の場外発売のときは場内駐車場のみ開いていて、
この時は無料ですが、出来るだけ、公共の交通機関を利用した方が無難でしょう。

入ってみっか

大井競馬場には正門と北門があり、バスで来た場合、京急立会川駅から徒歩で来た
場合は正門から入り、東京モノレール「大井競馬場前」駅から徒歩で来た場合は
北口から入ります。入場料は100円。

大井競馬場は4コーナーから1コーナーに向かって4号・3号・2号・中央・1号
スタンドと言う感じで並んで立っていて、指定席はゴンドラ席(2000円)中央
特別席(1000円)一般指定席(500円)と3種類あります。

ゴンドラ席は開門時刻の1時間前から場外の正門のところで整理券を貰い、
正門を入ったすぐ右側の売場で指定席券を買います(1人1枚まで購入可)。
また、中央特別席は中央スタンド1階の売場で開門自から指定席券が発売されています
(1人2枚まで購入可)。そして、一般指定席の指定券は1号・2号スタンドの席分は
中央スタンドの1階、3号スタンドの席分は3号スタンド1階、4号スタンドの席分は
4号スタンドの1階で(1人4枚まで購入可)発売されています。
いづれもすぐに売り切れになってしまうので、開門前から並ぶ覚悟はしておいた
方がいいでしょう。

馬券・専門紙は?

大井競馬は「馬券の先駆者」と言えるほど、新種の馬券を他地区に先駆けて
いち早く増やしてきました。現在は、単勝、複勝、枠連複、馬連複、枠連単、
馬連単、ワイドの7種類の馬券を発売しています。
馬券は当然マークカードで買います。また、場内の馬券発売所は基本的に
100円単位の発売所がメインですが、一部の発売所(混み合いそうなところ)
は500円単位で発売されていますので注意しましょう。

専門紙は「ケイシュウ」「勝馬」「競馬研究」「ダービーニュース」
「日刊競馬」「馬」と中央でお馴染みの専門紙が6紙あります。
各紙500円です。専門紙は、入場口手前と正門入場口を入った右脇
に各紙の発売所があります。また、大森駅などの競馬場行きのバス
乗り場や、各駅などでも入手する事が出来ます。

予想屋さんの激戦区!

南関東の競馬場の名物と言えば予想屋さんです。全国の競馬場にも予想屋さんは
居ますが、その中でも一番盛んかつ激戦区なのは南関東、特に大井競馬場の予想屋
さんです。予想屋さんは、(場内の至るところに設けられている・それぞれの予想屋
さんのスタンドの場所は決まっています)予想屋さん用スタンドで予想を売っている
訳なのですが、予想屋さんでも、人気のある・よく当たる予想屋さんの前には何十人
もの人が群がっている一方、人気の無い・実力の無い予想屋さんは誰一人として
お客さんが寄りつきませんし、お客が来なければ廃業してしまったりするという
厳しい世界なだけに、どの予想屋さんも当てるために色々と工夫を凝らしたりしています。

予想代は1日分の予想が1000円。1000円を払うと、一日分の予想が記された
紙を貰え、直前予想(予想屋さんが最終的な予想を小さな紙にハンコで押して1枚
100円で販売します)もその紙を提示する事によってタダで受け取れます。

予想屋さんを選ぶ基準としては、人気のある・良く当たる予想屋さんには必ず沢山の
人が群がっているので、それを判断の基準としても良いですし、南関東の競馬場の
予想屋さんは、不正防止のために、予想目と結果を指定された紙に記入して予想
スタンドの壁に掲示する義務があるので、その予想屋さんの予想が当たっているか
どうかは一目で分かりますのでそれも判断の基準となるでしょう。
また、各予想屋さんは、客寄せ・予想の補足説明として、レース展開や展望など
予想屋さんの持論を話してくれます。これは予想を買わないて立ち聞きして全く
構いません。中には、漫才師顔負けの喋りの面白い予想屋さんもいて楽しめますよ。


(左)予想屋さんのスタンドが並ぶ(右)全国的に有名な予想屋さん「佐々木の予想」

文男で狙え!?

南関東地区の競馬は、ほぼ船橋の名手・石崎騎手と大井のエース・的場文男騎手の
2人で勝ち数の大半を占めてしまっていますが、大井競馬と言えば、地元所属で
毎年連対率4割前後を占める的場文男騎手の独壇場です。大井競馬のすみから
すみまで知り尽くし、独特のパワフルな騎乗フォームで動かない馬をも力でねじ
伏せて動かしてしまいます。それだけに、大井競馬での馬券の軸として最も頼れる
騎手といえるでしょう。また、大井競馬でいえば、内田博幸騎手の存在も忘れては
いけません。最近、みるみる実力を付けてきて、南関東でのナンバー3、大井での
ナンバー2にのし上がってきています。

それに、現役最多勝騎手の石崎騎手は言うまでも無く、若手の戸崎騎手、新人の
真島騎手、それに柏木騎手にも注目してみたいところです。また、大井以外の3場
(船橋、川崎、浦和)のリーディング上位の騎手が大井に乗りに来た時にも狙う
価値アリです。


大井はこの3人でOK!?(左)的場文男騎手(中)内田博幸騎手(右)石崎隆之騎手

レースを見る!

大井競馬はその広さと直線の長さから、馬の力が全てを言う、脚質にとらわれない
コースに見えますが、現実は相当クセがあり、直線一気が難しい前残りが多いコースで、
また、その日の馬場状態によって状況がガラッと変わってしまいます。あの武豊騎手が
1番苦手なコースとしている程の難コースですから、我々素人にとっては馬券的に大変
難しいというのは言うまでもありません。

大井競馬場での勝ちパターンは距離によらず、「的場ポジション」という3〜5番手の
内ラチピッタリを追走して直線抜け出しがパターンな様です。1〜2コーナーまでにこの
ポジションをとれるかどうかがカギで、内枠有利と言われています。
テンのペースはJRAの芝レースより速いときもあり、逃げ馬の外側を二番手で追走したり
すると大概はバテてしまうようです。外枠からの逃げは厳しいみたいです。
追込みは結構決まる様です。
また、条件戦では遠征馬はあまり来なく、ほとんどが大井の馬だけのレースとなって
しまう様です。

何でもあるぞー

さすが地方競馬の代表格といえるだけあって、大井競馬場の至るところに、
食べ物飲み物の店があり、様々なジャンルの食べ物が揃っています。

ファーストフードを挙げるだけでもアンパンやもつ串、焼き鳥などの競馬場の
定番フードはもちろん、ケンタッキーフライドチキンやモスバーガーなどの
全国チェーン店の出店、そして、4コーナー寄りのフードコートには、たこ焼き・
餃子・肉まん・コロッケ・串焼きなどの専門店があるなど至れり尽せりです。
また、食堂・レストラン関係も充実していて、和洋中の味を楽しむ事が出来ますし、
内馬場にはジンギスカンの食べ放題の店があります。

それだけでも驚かされるのですが、なんと、2001年の6月に4号スタンド
(4コーナー寄り)の4階に「ダイアモンドターン」という競馬を観戦しながら
食事が出来るバイキング形式のレストランがオープンしました。
この「ダイアモンドターン」は、指定席制(4500円)で、CSプレイガイドの
電話予約の他、正門を入って「払い戻しセンター」の建物の脇に「ダイアモンドターン」
専用の予約・当日券発売カウンターがあり、そこで購入する事が出来ます。


(左)モスバーガーもあります(右)「ダイアモンドターン」予約・当日券発売カウンター

offt後楽園東京都文京区後楽1-3-61

東京ドーム、後楽園ホール、WINS後楽園などがある一大レジャー施設・
東京ドームシティの一角(黄色いビルの1階)に大井競馬の場外のofft後楽園
があります。ここでは、大井競馬の馬券を500円単位で発売されていて、
競馬場に行かなくても気軽に競馬場の臨場感を味わう事が出来ます。


情報提供:栗原さん




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